日本政府観光局(JNTO)は10月18日、9月の訪日外客数などを発表した。
<発表の要点>
●9月の訪⽇外客数は、2019 年同月比 96.1%の 2,184,300 人となった。回復率では前月を大幅に上回り、新型コロナウイルス拡大前の実績に迫る勢いを⾒せた。
●シンガポールをはじめとした東南アジア、また米国やカナダなどを含む米州等において訪⽇外客数が増加したことが今月の回復率の押し上げ要因となった。
なお、国際線定期便に関しては、2023 年夏ダイヤ時点でコロナ禍前の約 6 割まで運航便数が回復し、その後も東アジアを中⼼に増便・復便が続いている。
●23 市場のうち 15 市場(韓国、台湾、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、豪州、米国、カナダ、メキシコ、ドイツ、イタリア、スペイン、北欧地域、中東地域)において 9 月として過去最高を記録したほか、メキシコにおいては単月過去最高を更新した。
●個人観光再開から 1 年が経過し、訪⽇外客数は堅調に回復をしている。